思ひ敢へず(読み)オモイアエズ

デジタル大辞泉 「思ひ敢へず」の意味・読み・例文・類語

おもい‐あえ◦ず〔おもひあへず〕【思ひ敢へず】

[連語]
思い切れない。
「たまの緒の短き心―◦ず」〈古今雑体
考えつかない。思い及ばない。
「思ひなるやうもありしかど、ただ今、かく―◦ず」〈総角

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android