接近説(読み)せっきんせつ(英語表記)contiguity theory

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「接近説」の意味・わかりやすい解説

接近説
せっきんせつ
contiguity theory

学習が成立するためには,刺激と反応とが時間的,空間的に接近して生起することが必要十分条件であるとする説。刺激=反応説一つで,E.R.ガスリーによって提唱された。同じく刺激=反応説に含まれる強化説とは,刺激と反応の結合にあたって強化を必要とするか否かの点で対立している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android