断雲(読み)ダンウン

デジタル大辞泉 「断雲」の意味・読み・例文・類語

だん‐うん【断雲】

きれぎれの雲。ちぎれぐも。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「断雲」の意味・読み・例文・類語

だん‐うん【断雲】

〘名〙 きれぎれの雲。ちぎれ雲。
懐風藻(751)秋日於長王宅宴新羅客〈吉田宜〉「人随蜀星遠、驂帯断雲浮」
※医師高間房一氏(1941)〈田畑修一郎〉四「捉まることのない冬が、底冷えと疾いおびただしい雪もよひの断雲と刺すやうな寒風とを伴ってやって来た」 〔杜甫‐雨詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「断雲」の読み・字形・画数・意味

【断雲】だんうん

ちぎれ雲。唐・韓夏夜〕詩 夜久しくして風休(や)み風定まる 斷雲却(かへ)つて斜

字通「断」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android