寒風(読み)カンプウ

デジタル大辞泉 「寒風」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぷう【寒風】

冬の寒い風。 冬》
[類語]木枯らし北風空っ風春一番春風しゅんぷう春風はるかぜ花嵐薫風風薫る緑風やませ涼風すずかぜ涼風りょうふう秋風野分き空風季節風モンスーン貿易風東風ひがしかぜ東風こち西風偏西風南風みなみかぜ南風はえ凱風朔風雨風波風風浪風雪風雨無風微風そよ風軟風強風突風烈風疾風はやて大風颶風暴風爆風ストーム台風ハリケーンサイクロン神風砂嵐つむじ風旋風竜巻トルネード追い風順風向かい風逆風横風朝風夕風夜風松風まつかぜ松風しょうふう山風山颪谷風川風浜風潮風海風陸風熱風温風冷風

さむ‐かぜ【寒風】

寒い風。かんぷう。

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精選版 日本国語大辞典 「寒風」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぷう【寒風】

  1. 〘 名詞 〙 さむい風。さむかぜ。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「寒風粛々雪封枝、更訝梅花満菀時」(出典新撰万葉集(893‐913)上)
    2. 「飢えたる従は寒風を含みて憂へ上る」(出典:将門記(940頃か))
    3. [その他の文献]〔阮籍‐詠懐八十二首詩其九〕

さむ‐かぜ【寒風】

  1. 〘 名詞 〙 寒い風。かんぷう。
    1. [初出の実例]「寒風(サムカゼ)の粛然(かすか)なる晨(とき)に、将に郊野に逍遙びて」(出典:日本書紀(720)雄略即位前一〇月(前田本訓))

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普及版 字通 「寒風」の読み・字形・画数・意味

【寒風】かんぷう

冬風

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