デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉田宜」の解説 吉田宜 きちたの-よろし ?-? 飛鳥(あすか)-奈良時代の医師。百済(くだら)(朝鮮)から渡来して代々医術をつたえた吉(きち)氏の子孫。僧となり恵俊と称したが,文武天皇4年(700)勅命で還俗(げんぞく),のち吉田姓をおくられる。天平(てんぴょう)2年弟子をとって医術を伝授。10年典薬頭(てんやくのかみ)。70歳で死去した。「懐風藻」に詩2首,「万葉集」に歌4首がある。 吉田宜 きのたの-よろし ⇒きちたの-よろし 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by