月に磨く(読み)ツキニミガク

デジタル大辞泉 「月に磨く」の意味・読み・例文・類語

つきみが・く

月光を浴びて、景色がいっそう美しく見える。
「雪降れば峰の真榊まさかきうづもれて―・けるあまのかぐ山」〈新古今・冬〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「月に磨く」の意味・読み・例文・類語

つき【月】 に 磨(みが)

月の光を浴びて景色がいっそう美しくなる。月光で磨かれたように輝く。
※新古今(1205)冬・六七七「雪ふれば峯のまさかきうづもれて月にみがけるあまのかぐ山〈藤原俊成〉」

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