植木職（読み）うえきしょく

精選版 日本国語大辞典

うえき‐しょく うゑき‥【植木職】

〘名〙 ＝うえきし（植木師）

※日本の下層社会（1899）〈横山源之助〉二「大工、木挽、〈略〉酒造稼人、醤油稼人、植木職、下男の二十七種の労働賃銀」

出典　精選版 日本国語大辞典

世界大百科事典（旧版）内の植木職の言及

【植木屋】より

…《人倫訓蒙図彙》(1690)には〈植木屋〉という名称が見え，京都では北野，大坂では道頓堀と天満天神前，江戸では下谷，本郷，麻布にあるとしている。やがて武家や町家に出入りして庭木の手入れをする植木職や，植木や草花を行商する植木売りも現れ，植木屋や植木職が集まった植木店（だな）も各所に形成された。幕末期の江戸では染井，巣鴨へんの植木屋がとくに有名で，《絵本江戸土産》には〈園中奇石珍樹を植ゑ並べ，草木の花四時に絶ず。…

※「植木職」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」