死出三途(読み)シデサンズ

デジタル大辞泉 「死出三途」の意味・読み・例文・類語

しで‐さんず〔‐サンヅ〕【死出三途】

死出の山と三途の川の意》冥途への旅に出ること。死ぬこと。
「―の御供こそ、何かは逃れ申さん」〈仮・恨の介・下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「死出三途」の意味・読み・例文・類語

しで‐さんず ‥サンヅ【死出三途】

〘名〙 死出の山と三途の川。転じて、あの世。冥途(めいど)。また、死ぬこと。
咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)下「いざ手をとりくみて、してさんつをもこさんと仰ければ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android