精選版 日本国語大辞典 「沙汰所」の意味・読み・例文・類語 さた‐どころ【沙汰所】 〘名〙 武家時代、幕府や大名家において裁判をつかさどった役所。評定所。沙汰場(さたば)。※梵舜本沙石集(1283)七「彼れは六道惣の沙汰所、炎魔王界にて、倶生神のふだ、浄婆利の鏡に引向て理(ことは)りて」※談義本・医者談義(1759)三「沙汰所(サタドコロ)へ訟ければことごとく御吟味ありしに」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報