牛糞(読み)ギュウフン

デジタル大辞泉 「牛糞」の意味・読み・例文・類語

ぎゅう‐ふん〔ギウ‐〕【牛×糞】

牛のふん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「牛糞」の意味・読み・例文・類語

ぎゅう‐ふん ギウ‥【牛糞】

〘名〙 牛のくそ。肥料として用いられる。牛屎(ぎゅうし)
※宝覚真空禅師録(1346)乾・器財・桐香炉「刻削有時開大口、栴檀牛糞一斉薫」

うし‐くそ【牛糞】

〘名〙 牛のふん。
四河入海(17C前)一七「帰路には、牛矢(ウシクソ)の、多を見て、しるしとして、帰るべきぞ」

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世界大百科事典(旧版)内の牛糞の言及

【燃料】より

…草原地帯で牧畜が営まれるとき,乾燥させた家畜の糞が重要な燃料になる。牛糞はとくに燃料としての価値が高く,アフリカからアジアにかけて燃料とする例が多い。東アフリカのヌエル族では,供犠の牛や成人式を受ける若者の体に牛糞の灰をなすりつける慣習があり,牛糞は儀礼上でも高い価値を付されている。…

※「牛糞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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