田虫（読み）タムシ

デジタル大辞泉「田虫」の意味・読み・例文・類語

白癬はくせんの一種。皮膚に小さな丸い斑点ができ、周囲に円状に広がり、中央部の赤みが薄れて輪状の発疹ほっしんとなり、かゆみがひどい。股間こかんにできるものを「いんきんたむし」ともいう。頑癬がんせん。ぜにたむし。ぜにむし。

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〘名〙稲に害を与える虫。

※俳諧・犬筑波集（1532頃）秋「田に虫の付たりける年の秋大わうの国もをそれぬ田むし哉」

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