いんきんたむし

日本大百科全書(ニッポニカ) 「いんきんたむし」の意味・わかりやすい解説

いんきんたむし
いんきんたむし / 陰金田虫

白癬(はくせん)の一種である頑癬の俗称である。単に「いんきん」という場合には陰嚢(いんのう)のかゆい皮膚病をさし、頑癬のこともあるが、陰嚢湿疹(しっしん)をさすことが多い。

[野波英一郎]

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改訂新版 世界大百科事典 「いんきんたむし」の意味・わかりやすい解説

いんきんたむし

股部白癬(こぶはくせん)

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世界大百科事典(旧版)内のいんきんたむしの言及

【股部白癬】より

…頑癬,また俗に〈いんきんたむし〉ともいう。水虫たむしと同様に,真菌の一種である皮膚糸状菌に属する白癬菌の感染により発症する。…

【たむし】より

…頭部,手足以外の生毛部の角質層に皮膚糸状菌が感染して発症する皮膚疾患。陰股部に生じたものを〈いんきんたむし(股部白癬)〉,それ以外の部位に生じたものを〈ぜにたむし〉と称することが多い。通常は水虫,たむしなどの白癬患者から感染するが,ときにはネコ,イヌなどペットの動物の白癬から感染することもある。…

※「いんきんたむし」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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