百種(読み)モモクサ

デジタル大辞泉 「百種」の意味・読み・例文・類語

もも‐くさ【種】

たくさんの種類。さまざま。くさぐさ。
「この花のひとよの内に―のことこもれるおほろかにすな」〈・一四五六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「百種」の意味・読み・例文・類語

もも‐くさ【百種】

〘名〙 種々。さまざま。くさぐさ。
万葉(8C後)五・八〇四「取り続き 追ひ来るものは 毛々久佐(モモクサ)に 迫め寄り来る」
蜻蛉(974頃)上「ももくさにみだれてみゆる花のいろはただ白露わくにやあるらん」

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