立札(読み)タテフダ

デジタル大辞泉 「立札」の意味・読み・例文・類語

たて‐ふだ【立(て)札】

法度はっと禁制など、人々に知らせたいことを書いて立てた木の札。→高札こうさつ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「立札」の意味・読み・例文・類語

たて‐ふだ【立札】

〘名〙 法度(はっと)、禁制、諭告、また案内などを一般の人に示すため、板などに記して立て、道ばたなどに掲げるもの。高札(こうさつ)
言継卿記‐天文一三年(1544)一一月二一日「先賀二位在富卿参、御屋竪札打之」

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世界大百科事典(旧版)内の立札の言及

【高札】より

…〈たかふだ〉ともよみ,立札ともいう。江戸時代に行われた法令公示の一方式。…

※「立札」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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