筆巻(読み)フデマキ

デジタル大辞泉 「筆巻」の意味・読み・例文・類語

ふで‐まき【筆巻(き)】

筆を巻いておく小さなすだれ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「筆巻」の意味・読み・例文・類語

ふで‐まき【筆巻】

〘名〙
① 筆を巻いて納めておく小さいすだれ。
鬼怒川(1975)〈有吉佐和子〉二「筆巻きをひろげてみると数本の鉛筆と古い煙管が一本入っていた」
② 筆を作る職人
※白氏文集天永四年点(1113)四「宣城の筆人(フデマキ)、採(と)りて筆に為(ゆ)ふ」

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