精選版 日本国語大辞典 「素朴・素樸」の意味・読み・例文・類語
そ‐ぼく【素朴・素樸】
〘名〙 (形動)
① 人工を加えないで、自然のままであること。また、そのさま。
※清原国賢書写本荘子抄(1530)五「黒白素朴は自然のすがた也」
② 性質・言動・表現などが、ありのままで飾りけのないこと。また、そのさま。質朴。
※空華集(1359‐68頃)一五・璞中説「夫璞者朴也。玉之外素朴而中温潤、世人徒二其外一、不レ知二厥中一」
③ 考え方などが単純で、反省を経ていないこと。まだ組織的な研究が加えられていないこと。原始的であること。
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