船代(読み)フナシロ

デジタル大辞泉 「船代」の意味・読み・例文・類語

ふな‐しろ【船代】

伊勢皇大神宮樋代ひしろを奉安する箱。岩船いわふねの形に作られる。みふなしろ。

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精選版 日本国語大辞典 「船代」の意味・読み・例文・類語

ふな‐しろ【船代】

〘名〙
① 伊勢皇大神宮で樋代(ひしろ)を安置するもの。天磐船(あまのいわふね)の形をしているという。
止由気宮儀式帳(804)「正体御船代壱具 長六尺広二尺四寸」
② 漁業経営で漁獲高のうち漁船に対する分配分をいう。

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