診脈(読み)シンミャク

デジタル大辞泉 「診脈」の意味・読み・例文・類語

しん‐みゃく【診脈】

脈をみること。診察すること。
「―按腹あんぷくをも受けたるなど」〈近世畸人伝・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「診脈」の意味・読み・例文・類語

しん‐みゃく【診脈】

〘名〙 脈搏をみること。脈をしらべること。診察をすること。〔文明本節用集(室町中)〕
※近世畸人伝(1790)五「病人室中ながら知て大に懼れ、診脈按腹をもうけたるなど、其機鋒をみるに足り」 〔史記‐扁鵲伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「診脈」の読み・字形・画数・意味

【診脈】しんみやく

脈をみる。〔史記、鵲伝〕垣の一方の人を見し、此れを以て、盡(ことごと)く五結(ちようけつ)を見(あら)はす。特(た)だ診を以て名と爲すのみ。

字通「診」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報