誦文(読み)ズモン

デジタル大辞泉 「誦文」の意味・読み・例文・類語

ず‐もん【×誦文】

《「ず」は「じゅ」の直音表記呪文じゅもんを唱えること。また、その文句
「はなひて―する」〈二八

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「誦文」の意味・読み・例文・類語

ず‐もん【誦文】

〘名〙 (「ず」は「じゅ」の直音表記) まじないの文句を唱えること。じゅもん。
※枕(10C終)二八「はなひてずもんする、おほかた人の家のをとこ主ならでは、たかくはなひたる、いとにくし

じゅ‐もん【誦文】

〘名〙 頌文呪文を誦すること。また、その文。ずもん。
名語記(1275)三「なく音をきく人は、誦文をし」

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