轗軻(読み)カンカ

デジタル大辞泉 「轗軻」の意味・読み・例文・類語

かん‐か【××軻/××坷/××軻】

《車が思うように進まない意》世間に認められないこと。志を得ないこと。「―不遇」
「妾等、何ぞ独り―げっこつ浮世の憂苦厄運に縛せられ」〈東海散士佳人之奇遇

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「轗軻」の読み・字形・画数・意味

【轗軻】かんか

車が進みがたいさま。志をえず、不遇なさま。魏・康〔述志、二首、一〕詩 轗軻、吝(くわいりん)に丁(あた)り 志、施すことを得ず

字通「轗」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報