銭店・銭見世(読み)ぜにみせ

精選版 日本国語大辞典 「銭店・銭見世」の意味・読み・例文・類語

ぜに‐みせ【銭店・銭見世】

〘名〙
浮世草子日本永代蔵(1688)一「今橋の片陰に銭(ゼニ)見せ出しけるに、田舎人立寄にひまなく」
② (銭で遊興費を支払うところから) 江戸各所にあった下等な女郎屋
※雑俳・寄太鼓(1701)「銭見せへ坊主下地をやって置」

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