静座・静坐(読み)せいざ

精選版 日本国語大辞典 「静座・静坐」の意味・読み・例文・類語

せい‐ざ【静座・静坐】

〘名〙
① 心をしずめてすわること。精神を統一して端座すること。
※艸山集(1674)二二・次拾得韻「要金剛心、時々修静坐
集義和書(1676頃)一〇「夜な夜な会をなして静坐し議論す」 〔玉澗雑書〕
儒家で、座禅のように心をおちつけて端座すること。
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉五「儒家にも静坐の工夫と云ふのがある相(さう)だ」 〔韓非子‐十過〕

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