面積流量計(読み)めんせきりゅうりょうけい

百科事典マイペディア 「面積流量計」の意味・わかりやすい解説

面積流量計【めんせきりゅうりょうけい】

流量計一種下方が先細りになった管を鉛直に立て,下から上へ向かう流れによってこま形の浮子(うき)を支え,その位置を電気的あるいは磁気的に読みとって流量を求める。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の面積流量計の言及

【流量計】より

…しかし,10倍の流量変化に対して差圧は100倍も変化するので広い流量範囲をよい精度で測定するのは容易ではない。
[面積流量計]
 (2)式において,しぼりの面積を可変とし,差圧が一定になるように流量に応じて流路断面積を変えるのが面積流量計である。構造は一定断面積の浮子(フロート)が垂直な管軸に沿って断面積が変化する流管を上下する構造で,図3のように浮子の自重と浮子に作用する差圧に基づく力とが等しくなる位置で平衡する。…

※「面積流量計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android