養嗣子(読み)ヨウシシ

デジタル大辞泉 「養嗣子」の意味・読み・例文・類語

よう‐しし〔ヤウ‐〕【養嗣子】

民法旧規定で、家督相続人となる養子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「養嗣子」の意味・読み・例文・類語

よう‐しし ヤウ‥【養嗣子】

〘名〙 民法旧規定のもとで家督相続人となる養子のこと。家督相続制度の廃止によって廃止された。
※黒い眼と茶色の目(1914)〈徳富蘆花〉一「養嗣子(ヤウシシ)にするつもりで〈略〉秋月隆四郎と云ふ十八になる青年を迎へた」

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