駆靡(読み)かけなびく

精選版 日本国語大辞典 「駆靡」の意味・読み・例文・類語

かけ‐なび・く【駆靡】

〘他カ下二〙 乗った馬を敵軍の中に走らせて敵軍を敗退させる。
太平記(14C後)一六「遂に左馬頭の五十万騎、楠が七百余騎に懸靡(ナビ)けられて、又須磨上野の方へぞ引返しける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android