黒かび病(アカクローバ)

飼料作物病害図鑑 の解説

黒かび病(アカクローバ)

地上部全体に発生する糸状菌病。葉では黒褐色不定形病斑となり、即座に互いに融合しては全体を覆う大型病斑となる。病斑中心部には黒い毛羽だった菌核 が形成される。激発すると、黒い菌糸が株全体に伸長し、株枯を引き起こす。病原菌山羊流涎症の原因となるスラフラミンというアルカロイドを産生する。

出典 畜産草地研究所飼料作物病害図鑑について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android