流涎症(読み)りゅうぜんしょう(英語表記)salivation; ptyalism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「流涎症」の意味・わかりやすい解説

流涎症
りゅうぜんしょう
salivation; ptyalism

唾液分泌が亢進した状態。口腔内の炎症薬物作用,胃,肝臓膵臓子宮などからの反射刺激,神経症などが原因となって起るもので,24時間に1~1.5lの正常唾液分泌量が,流涎症では3~4l,ときには 10lにも達する場合がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android