世界大百科事典(旧版)内のδ値の言及
【テトラメチルシラン】より
…1Hおよび13C核の化学シフトが溶媒効果(液相反応において,溶媒が反応速度や平衡に及ぼす効果)を受けにくく,また他の化合物の1Hおよび13C核の化学シフトより著しく高磁場で重なることが少ない。TMSを核磁気共鳴試料溶液に少量加えて内部基準とし,ppm単位で表した化学シフトをδ値という。核磁気共鳴【竹内 敬人】。…
※「δ値」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」