岩石学辞典 「標準平均海水」の解説 標準平均海水 水を構成する酸素および水素の同位体比を表示する場合の標準試料.一般に水には空気がかなり含まれているので実験に際しては十分に沸騰させて使用する.しかし同位体によって蒸発速度が異なるので,純粋な水を作るために蒸留の操作を繰返すと同位体比が変化する.この基準として国際的には“大洋の水と同じ同位体組成をもつ水”ということになっている. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報