《Caryāpiṭaka》(英語表記)Caryapitaka

世界大百科事典(旧版)内の《Caryāpiṭaka》の言及

【ジャータカ】より

… 現存するジャータカおよび仏教説話は前述のパーリ語文献のほかに,サンスクリット,中国語,チベット語,ソグド語などの文献中にも見いだされる。パーリ語文献では,前述のジャータカ以外にも,韻律詩で過去世を語る《チャリヤーピタカCaryāpiṭaka(所行蔵経)》や,釈尊とそれ以前の諸仏との関係を説く《ブッダバンサBuddhavaṃsa(仏種姓経)》などがあり,サンスクリット文献の中では《ジャータカマーラーJātakamālā》や《ディビヤーバダーナDivyāvadāna》が有名である。また,漢訳には,《六度集経(ろくどじつきよう)》《生経(しようきよう)》など原典の散逸したものも多く現存している。…

※「《Caryāpiṭaka》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android