あああ

精選版 日本国語大辞典 「あああ」の意味・読み・例文・類語

ああ‐あ

  1. 〘 感動詞 〙
  2. あくびをするとき発する声。
    1. [初出の実例]「蹲踞する者有り、仮寐する者有り、欠伸又欠伸唖々々(〈注〉アアア)」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉初)
  3. ためいきをつくとき発する声。
    1. [初出の実例]「あああ。可哀そうな奴」(出典:瀬山の話(1924)〈梶井基次郎〉)
  4. 驚いたり感動したりしたときに発する声。
    1. [初出の実例]「『あああ』と再び感激に堪へないやうな声を出して」(出典:東京の三十年(1917)〈田山花袋〉KとT)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む