アカマテガイ(読み)あかまてがい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アカマテガイ」の意味・わかりやすい解説

アカマテガイ
あかまてがい / 赤馬刀貝
[学] Solen gordonis

軟体動物門二枚貝マテガイ科の二枚貝。北海道を除く日本各地および朝鮮半島に分布し、内湾水深5~20メートルぐらいの砂泥底に潜ってすむ。殻長11センチメートル、殻高2センチメートルぐらい。殻は白い地に赤紫色の斑(はん)があり、褐色の殻皮をかぶる。マテ突きという金属漁具で突いてとり、食用とする。

[奥谷喬司]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android