デジタル大辞泉 「あから目」の意味・読み・例文・類語 あから‐め【あから目】 1 一時、ほかへ目をそらすこと。よそ見。わき見。「獅子ししは前に猿の二の子を置きて―もせず守りゐたる」〈今昔・五・一四〉2 一時、ほかの異性に心を移すこと。浮気。「いみじき色好みを、かく―せさせ奉らぬこと」〈宇津保・俊蔭〉3 急に姿が見えなくなること。「わが宝の君は、いづくに―せさせ給へるぞや」〈栄花・花山尋ぬる中納言〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例