異性(読み)イセイ

デジタル大辞泉の解説

い‐せい【異性】

男女・雌雄の性が異なること。特に、男性から女性を、女性から男性をさしていう。「異性との交際」⇔同性
性質が違うこと。また、その性質。
異性体の関係にあること。

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百科事典マイペディアの解説

異性【いせい】

分子式や化学式は同じだが,構成する原子の立体的な配列などが異なるため,物理的あるいは化学的性質の異なる物質が二つ以上存在するような現象を異性といい,それぞれの物質を互いに異性体という。無機化合物有機化合物のいずれにも多くの異性現象がみられ,構造異性互変異性立体異性幾何異性光学異性)などがあるが,その他錯化合物には多くの種類の異性(イオン化異性,配位異性など)がみられる。

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世界大百科事典 第2版の解説

いせい【異性 isomerism】

分子式あるいはそれに対応する化学式は同じであるが,構成する原子の立体的な配列その他が異なるため,物理的および(または)化学的物質が異なる化学種が二つまたはそれ以上存在するとき,これらはたがいに異性体isomerであるといい,またこの現象を異性という。 異性現象の発見は有機化学の発展に大きな貢献をした。19世紀の最初の四半世紀の間に元素分析の技術は向上し,今日の分子式に相当するものがかなり正確に求められるようになってきた。

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大辞林 第三版の解説

いせい【異性】

男女また雌雄の、性の異なること。特に、男から見て女、女から見て男をさしていう。 ⇔ 同性 「 -を意識する」
性質の異なること。また、異なったもの。
〘化・物〙 異性体相互がもつ関係。 〔が原義。明治期に男女の区別に用いられる。坪内逍遥「春廼屋漫筆」(1891年)が早い例〕 → 異性体

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