あきじこり

精選版 日本国語大辞典 「あきじこり」の意味・読み・例文・類語

あき‐じこり

  1. 〘 名詞 〙 ( 「あき」は商い、「じこり」は、しそこないの意で、動詞「しこる」の連用形名詞化 ) 商売上失敗。買いそこない。
    1. [初出の実例]「西の市にただ独り出でて目ならべず買ひてし絹の商自許里(あきジコリ)かも」(出典万葉集(8C後)七・一二六四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む