アクロポリス〈リンドス〉(読み)アクロポリス〈リンドス〉(その他表記)Acropolis 〈Lindos〉

世界の観光地名がわかる事典 の解説

アクロポリス〈リンドス〉【アクロポリス〈リンドス〉】
Acropolis 〈Lindos〉

アナトリア半島(小アジア)の西南端の沖合にあるギリシアロードス島、東海岸中央部、リンドスの町の岬の突端、小高いリンドスの丘の上にある古代遺跡。同島の中心都市ロードス市から南へ50km弱、バスで1時間ほどのところにある。リンドスは、同島西岸のイアリソスカミロスとともに古代ポリスがあった場所である。その中心がこの丘(アクロポリス)で、ドーリア式のアテネ神殿遺跡がある。また、聖パウロがロードス島を訪れた際に上陸したのがリンドスであったといわれていて、この丘には聖母マリア教会聖パウロ教会がある。丘の上からは、眼下にリンドスの町並みが、また小アジア(トルコ領)を見渡すことができる。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android