アデノシルコバラミン

栄養・生化学辞典 「アデノシルコバラミン」の解説

アデノシルコバラミン

 デオキシアデノシルコバラミンともいう.ビタミンB12の補酵素型.ATPのアデノシル残基をミトコンドリアの酵素であるコバラミンアデノシルトランスフェラーゼ[EC2.5.1.17]がコバラミンに転移して生成.この酵素が欠損すると補酵素型のビタミンB12が生成せずメチルマロニルCoAムターゼが作用できなくて,メチルマロン酸血となる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

関連語 ビタミンB12

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む