アナパ石(読み)アナパせき

最新 地学事典 「アナパ石」の解説

アナパせき
アナパ石

anapaite

化学組成Ca2Fe(PO4)2・4H2Oの鉱物。三斜晶系,空間群,格子定数a0.645nm, b0.682, c0.590, α101.64°,β104.24°,γ70.76°,単位格子中1分子中含む。(110)に板状,亜平行連晶または花弁状集合体をなす。壁開{001}完全,{010}明瞭,硬度3.5,比重2.81。ガラス光沢,緑~緑白色,条痕白色。屈折率α1.602, β1.613, γ1.649, 2V(+)53°, 光分散r>v。HC1, HNO3に可溶。ロシア黒海沿岸のAnapa近傍産の魚卵状褐鉄鉱中,スペインの中新統粘土中の結核等として産出。名称は原産地にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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