アナンガ(その他表記)Anaṇga

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アナンガ」の意味・わかりやすい解説

アナンガ
Anaṇga

インド神話の愛の神カーマ別称。語源的には「 (恋情を) かきたてる」という意味であるとされるが,後世,「体 (アンガ) なきもの」と通俗語源解釈された。カーマがシバ神身体を燃やされ体なきものとなった,という神話をふまえている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む