出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…白衣派では伝説によると,前3世紀ころパータリプトラで開かれた最初の聖典編纂会議で古聖典(14のプッバPuvva。以下,聖典名は俗語形で記す)に関する記憶が集められ12のアンガAṅgaが編纂されたというが,最終的にまとめられて現形を得たのは,5世紀ころ西インドのバラビーにおける編纂会議であった。その組織は11のアンガ(第12アンガは伝わらない),12のウバンガUvanga,10のパインナPaiṇṇa,6のチェーヤ・スッタCheya‐sutta,独立した《ナンディーNandī》と《アヌオーガッダーラAnuogaddhāra》および4のムーラ・スッタMūla‐sutta,計7部45聖典である。…
…大国とはマハージャナパダmahājanapadaの訳で,マハーは〈大きい〉,ジャナパダは〈人間の居住地〉を意味する。国名は経典によって若干の相違があるが,パーリ語原始仏教経典によれば,アンガAṅga,マガダ,カーシーKāsī(カーシKāsi),コーサラ(国),バッジVajji,マッラ,チェーティCeti,バンサVaṃsa,クル,パンチャーラ,マッチャMaccha,スーラセーナSūrasena,アッサカAssaka,アバンティAvanti,ガンダーラGandhāra,カンボージャKambojaである。ガンガー(ガンジス)川流域諸国が大部分を占めたが,ガンダーラ,カンボージャなどの西北辺境地域,デカン西部のアッサカなどの国々も含まれている。…
※「あんが」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
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