恋情(読み)レンジョウ

デジタル大辞泉 「恋情」の意味・読み・例文・類語

れん‐じょう〔‐ジヤウ〕【恋情】

異性を恋い慕う気持ち。こいごころ。
[類語]恋愛愛恋あいれん恋慕れんぼ思慕しぼ眷恋けんれん色恋いろこい慕情ぼじょう恋心初恋狂恋悲恋片恋片思い岡惚れ横恋慕失恋ラブアムールアモーレロマンス

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精選版 日本国語大辞典 「恋情」の意味・読み・例文・類語

れん‐じょう‥ジャウ【恋情】

  1. 〘 名詞 〙 慕わしく思う心。異性を恋い慕う心。恋慕の情。こいごころ。
    1. [初出の実例]「右三月廿日夜裏忽兮起恋情作」(出典万葉集(8C後)一七・三九八二・左注)
    2. 「ただし巻中の婦女艷容恋情(レンジャウ)を旨として、更に教訓とするにたらずと」(出典:人情本春色梅児誉美(1832‐33)三編)
    3. [その他の文献]〔王粲‐従軍詩〕

こい‐なさけこひ‥【恋情】

  1. 〘 名詞 〙 恋慕の情。恋愛の情。
    1. [初出の実例]「こひなさけ、爰をせにせんしじみ川、ながるる水も行通ふ、人もおとせぬうしみつの」(出典:浄瑠璃・心中天の網島(1720)下)

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