最新 地学事典 「アパラチア超塩基性岩帯」の解説
アパラチアちょうえんきせいがんたい
アパラチア超塩基性岩帯
Appalachian ultrabasic belt
アラバマからニューファンドランドまで延長3,000km, 幅20kmにわたり,超苦鉄質岩の調和的シルの点在する地帯で,Crystalline Appalachiansの北西半部。その数は無数だが,いずれも小さく,かんらん岩・ダナイト・輝岩からなる。Roxburyのものがよく調べられている。Mgに富むかんらん石のほか,エンスタタイトが多く,オージャイトは若干の岩体で知られるのみ。副成分スピネルが普通。たいていの岩体が,一部蛇紋岩化し,ときに完全。凍石化(steatitization)が広くみられ,滑石・炭酸塩化する。参考文献:W.N.Benson(1926) Mem. Nat. Acad. Sci., Vol. 19
執筆者:端山 好和
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

