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輝岩 キガン

百科事典マイペディアの解説

輝岩【きがん】

ほとんど輝石(単斜,斜方または両者共存)のみからなる超苦鉄質岩

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岩石学辞典の解説

輝岩

主として輝石からなる顕晶質の岩石にほとんど同時に二人が同じ命名をした[Coquand : 1857, Senft : 1857].それ以前にはaugitfels, lherzolite, lhercouliteなどと呼ばれていた岩石である.デルターはオージャイトの斑晶をもつ玄武岩を輝岩と呼んだが,後に彼自身でオージタイト(augitite)と改めた[Doelter : 1882].現在では輝岩の名称は,主として輝石からなる顕晶質の粗粒の超マフィック質の火成岩に用いられ,副成分鉱物としては橄欖(かんらん)石,スピネル,石榴(ざくろ)石,角閃石,黒雲母,長石,霞石などが含まれる[Williams : 1890].しかしフランスでは白粒岩(granulite)相の変成岩に用いている.斜方輝石を主とする岩石を斜方輝岩単斜輝石を主とする岩石を単斜輝岩という.石英を含む輝岩と,橄欖石を含む輝岩が知られている.またアルカリ輝岩としてはエジリンオージャイトを含む輝岩や准長石を含むものがある.国際地学連合火成岩分類委員会による一般的な火成岩分類では,橄欖石─輝石─角閃石三角図で輝石を90%以上含むものをいい,橄欖石が40%以下で輝石が角閃石よりも多いものを広義の輝岩としている.この中には橄欖石輝岩や橄欖石角閃石輝岩などが含まれる.斜方輝石が90%以上のものを斜方輝岩,単斜輝石が90%以上のものを単斜輝岩という[Geotimes : 1972].

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大辞林 第三版の解説

きがん【輝岩】

輝石を主な構成鉱物とする完晶質のマグネシウムと鉄に富む火成岩。

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