端山(読み)ハヤマ

デジタル大辞泉 「端山」の意味・読み・例文・類語

は‐やま【端山】

奥山に対して、人里近くの低い山。また、連山はしの方にある山。
[類語]全山遠山深山しんざん深山みやま奥山外山

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精選版 日本国語大辞典 「端山」の意味・読み・例文・類語

は‐やま【端山・麓山】

  1. 〘 名詞 〙 山なみの中で、人里近い低山。端近い小山。奥山や深山に対していう。
    1. [初出の実例]「麓は、山の足を麓と曰ふ。此をば簸耶磨(ハヤマ)と云ふ」(出典日本書紀(720)神代上)

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世界大百科事典(旧版)内の端山の言及

【葉山信仰】より

…東北地方南部を中心に分布する作神的性格をもつ信仰。葉山は端山,羽山,麓山などと記されるが,奥山や深山(みやま)に対する里近くの端山を意味する。多くは村はずれの山の上に小祠を設けてまつられ,祭神を羽山祇神,少彦名(すくなびこな)命とし,薬師如来を本地と説く。…

※「端山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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