アポタンパク質(読み)アポタンパクシツ

化学辞典 第2版 「アポタンパク質」の解説

アポタンパク質
アポタンパクシツ
apoprotein

ヘムなどの補欠分子族結合して,はじめて活性を示すタンパク質を記述する際に用いる用語.補欠分子族を除いたタンパク質部分のみをアポタンパク質,これに補欠分子族が結合した完全な形をホロタンパク質という.LDLなどの関連アポリポタンパク質というときは,同様に脂質部分を除いたタンパク質部分をさす.[別用語参照]ホロ酵素

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「アポタンパク質」の解説

アポタンパク質

 補欠分子族 (prosthetic group) と結合して活性のあるタンパク質になるタンパク質のポリペプチド鎖部分,すなわちタンパク質部分.フラボタンパク質,ヘモタンパク質,リポタンパク質などのタンパク質部分.酵素の場合はアポ酵素ともいう.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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