アムル・イブン・クルスーム(読み)あむるいぶんくるすーむ(その他表記)‘Amr ibn Kulthūm

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

アムル・イブン・クルスーム
あむるいぶんくるすーむ
‘Amr ibn Kulthūm
(?―584ころ)

古代アラブの詩人。イムル・ウル・カイスらとともにイスラム以前の七大詩人に数えられる。名門家系に生まれ、少年のときにタグリブ人の長となった。ヒーラの王アムルが、彼の母を宮廷に仕えさせようとしたため、王を殺害して逃亡した。彼の詩は、自己およびその部族タグリブの誇りと、わき上がる行動力を高らかにうたい上げている。

[内記良一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む