1851年に第1回大会が行われた世界最古のヨットレースで、ゴルフの全英オープンや近代五輪より長い歴史を誇る。同大会の優勝艇「アメリカ」からアメリカズカップと名付けられた。英国のリプトン、米国のバンダービルトなど大富豪も参戦するなど国の名誉を懸けたレースになっている。
1983年に「オーストラリア2」が初優勝するまで米国艇がカップを守り続けたが、その後ニュージーランド、スイスのチームも勝っている。日本勢は92年から2000年まで3大会連続でニッポンチャレンジが挑戦したが、資金難により挑戦が途絶えていた。
更新日:
出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
(葛西奈津子 フリーランスライター/2017年)
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…総トン数170トンのこのスクーナーは,船型も帆装も当時のイギリス流のヨットとはまったく違っていたが,1851年大西洋を渡ってイギリス最高の格式を誇るワイト島一周レースに挑み,みごと優勝杯をさらってアメリカへもって帰ってしまった。以後この優勝杯は〈アメリカズ・カップAmerica’s Cup〉と呼ばれ,イギリス,アメリカをはじめ各国のヨットマンの間で熾烈(しれつ)な争奪戦が続くことになる。 一方,19世紀半ば近くになると蒸気機関が帆に代わる推進方法として脚光を浴びてくる。…
※「アメリカズカップ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新