共同通信ニュース用語解説 「アユンギン礁」の解説
アユンギン礁
英語名セカンド・トーマス礁。フィリピン軍が1999年にわざと座礁させて拠点にした老朽艦を巡り、権益を主張する中国との攻防の最前線となっている。フィリピンは定期的に補給船団を送り、兵士を交代させたり物資を届けたりしてきた。建造約80年の艦は傷みが激しいが、中国側は補修資材の搬入を阻止。中国海警局の船は放水砲などで補給船団を妨害し、フィリピン軍人らが負傷するほど緊張が激化。米国はフィリピンの公船が攻撃されれば、米比相互防衛条約の適用対象になると中国に警告している。(マニラ共同)
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