アラビアオリックス(読み)あらびあおりっくす(英語表記)Arabian oryx

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アラビアオリックス」の意味・わかりやすい解説

アラビアオリックス
あらびあおりっくす
Arabian oryx
[学] Oryx leucoryx

哺乳(ほにゅう)綱偶蹄(ぐうてい)目ウシ科の動物。肩高は78センチメートルほどで、75センチメートルほどの角(つの)があり、体は汚れた白色である。かつてはアラビア半島に広く分布したが、現在では南東部に200頭ほどしか生息せず、国際保護動物とされている。

[今泉忠明]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

小学館の図鑑NEO[新版]動物 「アラビアオリックス」の解説

アラビアオリックス
学名:Oryx leucoryx

種名 / アラビアオリックス
科名 / ウシ科
解説 / 白色の体、顔の黒いもよう、まっすぐにのびたV字形の角などが特ちょうです。10頭以下の小さな群れで、移動しながら生活します。
体長 / 1.3~1.7m/肩高0.8~1m
体重 / 65~75kg
食物 / 草や木の葉
分布 / 西アジア、アラビア半島の乾燥地帯
絶滅危惧種 / ☆

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