あらまほし(読み)アラマホシ

デジタル大辞泉 「あらまほし」の意味・読み・例文・類語

あら◦まほし[連語]

[連語]《動詞「あり」の未然形+希望の助動詞「まほし」》
居たい。ありたい。
「かかるついでにしばし―◦まほしくおぼしたり」〈・若菜上〉
あってほしい。居てほしい。
少しのことにも先達せんだつは―◦まほしき事なり」〈徒然・五二〉

あら‐まほ・し[形]

[形シク]連語「あらまほし」の一語化》望ましい。好ましい。理想的である。
物語などせさせ給ふけはひなどの、いと―・しくのどやかに心深きを」〈総角

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android